品川恭子の着物買取相場はオークションではいくらなの?
染色家である品川恭子の着物は、上品で彩色センスに長けた作品が多くあります。
品川恭子の着物の過去3年のネットオークションでの相場を調べてみると19万円前後となっています。
ただし、3年で5点しか出品されていない為、参考になる価格とは言えません。
品川恭子の着物は高額で売れる可能性が高い着物なので、ネットオークションなどには出さず、着物買取店に査定してもらいましょう。
こういった店は、訪問買取りや宅配での買取りに対応している所が多いので着物を売る時に非常に重宝します。
品川恭子の着物の特徴
京友禅染色家の品川恭子は、1936年東京生まれ。
東京芸術大学工芸科を卒業後、伝統工芸展で4年連続入選し最後の年では日本工芸会賞を受賞しました。
参考京友禅の買取
芸大に通っていた当時は、着物に対してあまり興味がなかったものの、4年生に進級する時に、人間国宝の友禅作家森口華弘が手掛けた梅の着物に感銘を受け、染織家を天職にする決意をしました。
その後数回にわたり個展を開き、日本橋の呉服店にいた頃は白生地の図案をデザインし、無我夢中で作業に打ち込んでいたといいます。
しかし、朝から夜遅くまで働きづめだったため体調を崩しやむを得ず退社することになりました。
その後、独学ですべて試行錯誤しながら染織技術を研究し習得しました。
京友禅の着物は「品川友禅」と呼ばれるくらい独自のデザイン性・色使いが特徴になっています。
そんな京友禅は、地域別で京友禅(京都)、加賀友禅(石川)、東京手描友禅(東京)と呼ばれそれぞれ特徴があります。
・京友禅
華麗な図案風な模様で金銀箔など豪華な刺繍が特徴です。
公家や姫、大名の奥方から好まれてきたと言われています。
・加賀友禅
落ち着いた写実的な草や花などの模様を中心として絵画調のデザインが特徴で、武家から非常に好まれていました。
・東京手描友禅
渋い色味と、都会のセンスがオシャレな雰囲気を漂わせます。
町民から親しまれる作風です。
品川恭子の着物を高く売るコツは!?
品川恭子の着物は訪問着、振袖、帯、どれをとっても品があり、多くの方が憧れています。
未使用のものはもちろんですが保管状態の良いものは高値で売る事が可能になります。
万が一シミや汚れ、色あせがあったとしても着物専門買取り業者であれば売る事が可能です。
品川恭子の着物の価値を知っているプロの業者であれば、高額買取りも期待できます。
着物の価値の分かる査定員が出した値段に納得した場合、売ると良いでしょう。
査定は無料なので、納得がいかなかったら売る必要ありません。