花井幸子の買取り相場はオークションではいくらなの?
フリーデザイナーや写真家としても活躍している花井幸子氏は、着物だけでなく、ゴルフウェアや宝飾品など多彩な品物を手掛けています。
不要になった花井幸子の作品を売る事を検討しているなら、まずは買取り相場をチェックしましょう。
ネットオークションで売るケースだと、平均7,800円程度で買取りされています。
中古の最高値は花井幸子の男性用の着物で201,100円で売る事ができています。
逆に最安値はネクタイが1円からありますので、こういった雑貨が平均価格を下げている可能性が高いです。
もちろんこれらの数字は目安に過ぎません。
花井幸子の着物を高く売るのなら、着物に対する知識豊富な着物買取店に鑑定してもらうのがおすすめです。
こういったお店は無料で査定してくれるので、満足いく価格なら売る事を検討しましょう。
花井幸子の着物の特徴
花井幸子氏は1937年に東京で生まれ、美術学校であったセツ・モードセミナーを修了したあと、1964年に独自のブランドであるアトリエ花井を設立しました。
さらに、1968年を迎えるとおしゃれに敏感な街である銀座で、オートクチュールのブティックであるマダム花井を設立しました。
1970年からは「YUKIKO HANAI」としてコレクションを開始し、40年以上もの長い時間、年2回の新作を常に発表し続け、数々のコレクションが登場しています。
1937年に日本ファッションエディターズクラブ賞、1995年にきもの貢献賞(全国きもの教育連合会主催)、2003年に繊研新聞バイヤーズ賞を受賞するなど数々の受賞経歴もあります。
スーツやネクタイなどメンズラインのデザインから、インテリアや食器などの小物、全日空や銀行などの大手企業のユニフォームや学校制服、アニメーション映画の衣装デザインなども数多く手がけ、デザイナーとしての腕を様々な分野から支持を受けていたようです。
また、エッセイストやフォトグラマー、ファッションイラストレーターなどの顔も持っており、他分野も多方面で大活躍しています。
このような多彩な経歴を持っている花井幸子氏がデザインする着物は、衣桁に掛けて眺めておくような美しい着物ではなく、「着て佇んで、動いて美しいものを」というメッセージが込められています。
女性が一瞬で着たいと感じるものやゆっくりと歩み寄るように心惹かれていくものまで、様々なデザインから花井幸子氏を感じることができる、奥の深い着物が展開されています。
着物を嗜む方はもちろん、普段から着る機会がない方も年代問わず、思わず見とれてしまうほど魅力的な色使いやデザインが特徴的です。
また振袖では、色彩のメリハリを付けたかわいらしさと上品さを感じられるような華やかな作品が多く、着ることができる期間が限られているからこそ、着た人の今を引き立たせてくれるような個性的な着物もあります。
古典的な色彩をベースにしているのに、大胆なデザインと刺繍によって華やかさを表現しながらも日本の古典的な部分も表現している部分は、さすが多くのファッションデザインを手掛けているからこそといっても良いでしょう。
また着物以外でも、帯なども手掛けているので、花井幸子氏の着物と帯をセットで使って、花井幸子氏の世界を堪能してみましょう。
花井幸子氏の着物を高値で売るコツ
花井幸子氏の着物を少しでも高値で売るには、着物がきれいな状態であることや購入時の証紙やハギレを一緒に査定してもらうと良いです。
また、買い手選びも高く売るコツの一つです。
着物の価値を知っている査定士がいる着物専門買取業者に査定してもらうと安心です。
こういったお店は出張査定や宅配買取りにも対応しているので大変便利です。