アンティーク着物が再びブームになっている
昭和初期以前に作られた着物のことをアンティーク着物といいます。
独特で鮮やかな色合いが特徴。
大正ロマンや昭和モダンと呼ばれる花柄や幾何学模様、アール・デコを意識したレトロなデザインのものなどが近年、再評価されています。
現代にはない珍しい色合いや柄を持つアンティーク着物は、現代のレトロブームに火をつけています。
アンティーク着物はリサイクルショップや骨董市、呉服店などで購入出来ます。
なおブックオフでは七五三を除いて着物買取は行っていません。
また、インターネットからの購入も可能です。
値段もピンキリで、並以下の状態であれば比較的安価に購入出来ますが、状態の良いものや質の高いものは希少価値も高く、専門呉服店などでは数十万から十数万円の高額で販売されています。
アンティーク着物を買う時の注意点
アンティーク着物は昭和初期以前に作られた古着なので、どこかしら劣化していることもありますので購入の際は注意が必要です。
見た感じはキレイだったのにやっぱり違ったなど買ってから後悔することのないよう以下の項目を重点的に確認しましょう。
・シミや汚れ、傷などがないかチェック
古着なのでシミが付いているものも多くあります。
汚れている箇所がないかどうか目視でじっくり確認していきましょう。
また破れやほつれがあったり、生地が弱まってないかなども重要なチェック項目です。
・サイズが合うかチェック
戦前の女性は現代女性に比べ小柄で、平均身長は140センチ台だったとも言われています。
アンティーク着物は全体的に小さめに作られており、幅も細め、帯もやや短めです。
そのため、購入前には必ず試着をしてサイズが合うかどうか確認してみましょう。
ネット通販で購入の場合は試着が出来ないので、身丈などサイズ表をチェックしておきましょう。
身丈=身長±5センチくらいがちょうど良いサイズです。
ですが工夫して着付けすれば、±10センチくらいまでは着ることも出来るのでぜひ参考にしてみて下さい。
また、アンティーク着物はレンタルすることも可能です。
高級な着物はなかなか買えなくても、レンタルならリーズナブルに着物が着れてお得です。
アンティーク着物にぴったりな小物も揃えよう
アンティーク着物を買ったら、それに合うアンティーク小物を揃えるとよりオシャレです。
帯や羽織、帯締め、帯留め、かんざしといった髪飾りなどをぴったりのものを揃えると上手に着こなしが出来ます。