青森県の着物買取業者
青森県内には様々な着物買取業者が点在しています。
例えば、青森市にある「きものリサイクルまるたけ」では着物のリサイクル・販売を行っているお店で、店頭での買取が行えます。
弘前市にある「青山きものリサイクル鍛冶町店」では、着物や和装小物の販売から買取、さらにレンタルまで行っているお店です。
眠っている着物を売って新しい着物を買いたいけど、また眠らせてしまうかもしれない…そんな時に買取とレンタル着物を利用してみましょう。
また、ネットからの買取も便利です。
「スピード買取.jp」ではベテラン鑑定士による確かな目で査定を行い、正しい買取価格を提示します。
ネット買取では宅配買取りが主流となっていますが、こちらでは宅配買取り以外にも出張買取を行っているため、青森県内のどの地域に住んでいらっしゃる方も利用可能です。
出張料金や買取手数料、見積もりまで全て無料で利用できます。
不安な方はまず問い合わせ、質問・相談をしてみましょう。
青森県の着物買取店の口コミ体験談
●しかちゃん(24歳、女性)
●青森県
●着物買取り体験談
数年前、遺産相続の折に祖母が昔着ていた古い着物をリサイクルショップに買取りしてもらいました。
友禅など高そうな物もあったかと思います。
仕立てて何度も袖を通しているものから反物まで様々ありましたが、昔ながらの着物のデザインで地味な柄ばかりでしたので、リサイクルショップの方からもあまりいい評価はいただけませんでした。
やはり高価買取してもらえるのは、未使用の物かキレイな着物に限られるようです。
最初からそれほど期待していなかったのでいいんですが、持ち主の祖母が聞いたらかなりショックを受けるような買取り価格だったのは確かです。
ただ処分するつもりで持っていったので、値段はあまり気にせずリサイクルショップに手放しました。
青森の着物の特色
・津軽刺子(弘前市など)
津軽刺子は、津軽地方に伝わる野良着のことで、こぎんと呼び、こぎん刺しとも称されました。
青い麻布に、白い木綿糸で指すことで、できあがる技法です。奇数の目を数えて織るため、他の刺子と異なります。偶数でさすと青森県南部の菱刺しになります。
津軽地方では、昔から寒さが強くて綿の栽培ができませんでした。そのため、気軽に綿製品を使うことができなかったのです。そして、1724年(亨保9年)に農家倹約分限令が発令され、農家の人は、仕事着でも普段着でも、木綿を着ることはできなくなりました。そのため、麻の布を着ていたのですが、麻は繊維が荒いため、津軽地方の厳しい寒さではとてもつらいものでした。
そこで、麻の糸で布目を埋め、木綿の糸を使って刺繍し、空気を温めて服の中にとどめて快適な温度を保てるように、工夫したのがはじまりです。刺繍を細かくすれば、摩耗も防ぐことができますし、見た目も華やかになります。
・南部菱刺(八戸市など)
南部菱刺は、青森県の南、太平洋側の南部地方に伝わる刺子の技法です。200年ほど前から存在し、津軽刺子が縦長で奇数の目を数えて織るのに対して、南部菱刺は偶数の目を数えて刺していきます。
参考:南部菱刺買取り
そのため横長の菱文様になります。もともとは、布を補強して、保温性を高めるためにはじまったものですが、見た目の美しさもあって、表現として扱われるようにもなりました。
南部菱刺は、模様が美しく、その伝統的に伝わる文様や、とても小さい文様、型刺し、地刺しなど、古くから伝わっています。
青森県で着物を着て行ってみたいイベント
・弘前さくらまつり
明治時代に弘前城跡周辺に、1000本にも及ぶソメイヨシノが植えられたことで桜の名所として知られるようになった弘前公園では、毎年さくらまつりが開催されています。
桜を眺めながら縁日でたくさん出店されている露店で津軽のしょうが味噌おでんなどを食べてみてはいかがでしょうか?
また、完全予約制の観桜会もあるので着物を着てお花見をするにはピッタリです。
・芍薬まつり
様々な花を見ることができる、体験型観光農園の鯉艸郷では、6月中旬頃に「芍薬まつり」が開催されます。
160種類、およそ2000株にもわたる芍薬が一体に広がっており、その美しさに思わず見とれてしまうでしょう。
ちなみに鯉艸郷では、5月末から1ヶ月間程度ルピナスまつりが、6月中旬から1ヶ月程度花菖蒲まつりも行われています。
芍薬まつりは他のまつりに比べて期間が2週間程度で見納めになってしまうので気を付けましょう。
・青森ねぶた祭
全国的にも知られている青森ねぶた祭では大きく豪華な山車が青森市内の大通りを練り歩く姿を見ることができます。
活気溢れるお祭りに着物で参加してみてはいかがでしょうか。
青森県の主要都市の紹介
・青森市
県中部にあり県庁所在地でもある青森市は、県内で一番人口の多い都市です。
行政だけではなく交通や商業も盛んですが、周りには津軽平野や奥羽山脈が見えるなど、自然に囲まれた都市でもあります。
・八戸市
県南東部に位置する八戸市は、太平洋に接しているため港が多く見られます。
漁港や物流のための商業港、工業地帯にある工業港など、幅広く利用されており、日本でも屈指の水産都市として青森県の産業を支えています。
・弘前市
県南西部に位置する弘前市は、県内の中でも津軽地方の中心都市としての役割を担っており、弘前公園の桜や特産品のりんごなどは全国的にも有名です。
・十和田市
県南部にある十和田市は、八甲田山の麓と重なっていたり十和田湖があることから自然豊かな地域として有名です。
また、自然だけではなく近代都市計画を実施されている町並みから、十和田市に移住を検討する人も少なくありません。
・むつ市
県北部、下北半島に位置するむつ市は、県最大面積を誇る都市で、下北半島の中でも特に観光名所がたくさんある地域です。
例えば、日本三大霊場の1つにもなっている恐山や夜景100選にも選ばれた釜臥山展望台、他にも温泉街も見られ、1年を通して観光客が訪れるスポットとなっています。