青山みともの着物の買取り相場ははいくらなの?
青山みともの着物を売る際、知っておきたいのは買取り相場での価値です。
青山みともの着物をネットオークションで売る場合を調べると、平均相場は約44,000円程度でした。
ちなみに最高落札額では36万円で売ることができたケースもあります。
ただし、これはあくまでネットオークションに限った買取り価格なので目安でしかありません。
青山みともの着物ように価値のあるものを売るなら、着物買取り専門店に査定してもらうのおすすめです。
こういった専門店は着物に精通した査定員が丁寧に鑑定してくれるので高値で売る事が期待できます。
青山みともの着物を高値で売るコツ
貝紫染で有名な青山みとも。着物の老舗ブランドですが、もう閉店しているため新作を手に入れるのは困難です。
全国各地の産地物を販売していたため、品質を証明する証紙があると買取り価格も高くなります。
また、箱や袋など包装も一緒に揃っていると、より高値で売る事が可能になります。
他にも着物買取りでは保存状態なども影響するので、保存状態が良いか確認しましょう。
まずは無料で査定してくれる着物買取り専門業者にその価値を鑑定してもらいましょう。
着物に関する知識が豊富なスタッフが鑑定するので、その価値に応じた価格で売ることができます。
こういったお店は出張買取りや宅配買取りも無料で実施しているところが多いのでおすすめです。
青山みともの着物の特徴
東京・銀座には様々な呉服屋がありますが、「青山みとも」も銀座で人気の呉服店でした。
銀座や浜松など全4店舗で展開しており、独特な染めや織りのオリジナル商品から各地の名織物での着物や帯、作家物など初心者から愛好家まで、幅広く支持される着物を数多く提供していました。
しかし、景気低迷の影響を受けて2012年9月末に惜しまれつつも閉店してしまいました。
青山みともでは全国の染めや織りの商品が販売されていましたが、特に沖縄の産地物や作家物も多くありました。
同じ伝統工芸品であっても異国感がある沖縄の染織品は京都の京友禅とは異なる上品さが魅力的でしょう。
沖縄の気候や風土に影響される作品が多く、沖縄の染織品展示なども青山みともで行われていました。
青山みともは「貝紫染め」で有名
上質な着物や帯を販売していた青山みともでは、貝紫染めを用いた呉服も充実していました。
貝紫染めは、青山みともを特徴付ける重要な技術のひとつです。
紀元前1600年あたりから受け継がれてきた、由緒正しい技術であり、退色しにくいのが特徴です。
2000個の貝からたった1gしか取れない染料で染め上げた貝紫染めはたいへん貴重な染め物。
非常に多くの巻貝を必要とするので王族や貴族しか使うことができないほどでした。
青山みともといえばこの貝紫染めというほどで、現在も大変人気が高い染め物です。
帯あげは丹後の小林染工房のしけ引き、帯〆は青山みともの貝紫。花菖蒲の帯は麻地に描かれたもの。 pic.twitter.com/QwxKot88qH
— 朝香沙都子👘きものカンタービレ♪ (@kimonocantabile) May 26, 2018
青山みともの着物買取りまとめ
今回は着物ブランドとして人気の高い青山みともの着物を特集しました。
前述のとおり、現在は閉店しており、なかなか新作を手に入れる事ができません。
もし、お手元に着る機会のない青山みともの着物があるなら着物買取り専門店の無料査定に出してみるのがおすすめです。
ネットオークションやフリマアプリに青山みともの作品を出すのはおすすめできません。
ご自身でその価値がどれくらいか分かっているのなら別ですが、価値が分からない状態だとどれくらいの値段で売るのが正しいのか分からないからです。
また、買い取る方も専門知識があるとは限りませんから、思いがけないほど安く売ってしまう事もあります。
青山みともを売るのなら着物買取り専門店がおすすめ。
こういったお店の多くが出張での無料査定に対応しています。