着物を売る時、少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。
どんな着物が高く売れるのでしょうか。
ポイントを抑えて賢い着物の売り方をしましょう。
高価買取の可能性が高い着物の一例
- 有名作家、国宝級職人の作品
- 有名デパートや有名呉服店で購入した着物
- 産地の有名染織物
着物買取店では、このような高級着物が買取強化品目に指定されている場合が多いので、より高く買い取ってもらえることが期待出来ます。
ただ、何でも買い取ってくれるといったような買取店で売ってしまうと、買取額にかなりの差が出てしまうことがあります。
高級着物や希少価値の高い着物を売る時は、着物買取の実績豊富なより専門的な買取店に依頼することをおすすめします。
状態が良いかどうか
着物を売る時、その着物の状態も査定ポイントとなります。
基本的に以下のような状態であれば、より高額に査定してもらえます。
- 未使用品
- シミや傷、汚れがない
- 正絹の着物
- 丈が長い着物
着物の状態が良ければ良いほど、高く買い取ってもらえる可能性は高いでしょう。
着物の劣化を防ぐために普段からの取り扱いに注意が必要です。
反対にシミや汚れがある状態の悪い着物であったり、ウールや化学繊維(ポリエステル)素材の着物は、ほとんど査定の価格がつかないことがあります。
またサイズが小さすぎるなど特殊なサイズの着物は、買い手がつかず、買取価格が低くなってしまうこともあるので注意が必要です。
誰でも着られる一般的なサイズに仕立て直し出来るものなら、(身丈160センチ~、裄丈:65cm~)問題ありません。
もう着ないのであれば早めに買い取り査定を
着物の買取査定は、種類や状態から決まっていきます。
また、もう1つの目安として10年以内の着物であれば、高く買い取ってくれる業者も多いようです。
それ以前の古い着物でも有名作家の作品や、保存状態が良ければ高額査定をしてくれることもあります。
着物を適切に保管していても、絹は自然と経年劣化してしまうため、シミや色あせが発生してしまいます。
着物を査定に出す前に保存状態、着物の種類、サイズなどを入念にチェックすることが大切です。
査定をしてもらう際に、証紙があれば一緒に提出すれば価格が高くなる可能性があります。
「証紙」とは、品質や産地などを証明する用紙で、これの有無によって着物の査定額が大幅に変わってきますので、忘れずに持参しましょう。