石川県の着物買取業者
石川県にリサイクルショップや質屋など着物買取店舗がいくつかありますが、店舗によって買取方法が異なっています。
金沢市にある「盈月」は、着物買取店となっているため、一般のお客様からの買取以外にも呉服屋さんや貸衣装屋さんの入れ替え品など業者からの買取も行っています。
基本的には、キズが少ないものを対象としていますが、明治・昭和時代のアンティークな着物は対象内に入っています。
インターネット買取りの「スピード買取.jp」では、全国無料対応でシミや汚れがついてしまったものでも無料査定を行っています。
少数でも訪問買取・宅配買取が可能なので安心して査定してもらうことができるでしょう。
もちろん、出張料・送料も無料になっているのでお気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
石川県の着物買取店の口コミ体験談
●彩子(33歳、女性)
●石川県
●着物買取り体験談
成人式のために着物を買いましたが、それ以降着る機会がなく買取りに出す事にしました。
赤い着物でカバン付きでした。
購入価格は30万ほどで、若い子向けのデザインだったと思います。
丈を自分用に合わせたものだったので、誰にでも合うものではありません。
手放すのは惜しい気がしましたが、これ以上家に置いていても着物が傷んでしまうと考え、まんがく屋に査定してもらいました。
まずはまんがく屋にメールで着物の概要を送り、その後で宅配買取りを利用しました。
出張買取りも利用出来るようでしたが、より手間がかからない方を選びました。
まんがく屋の宅配買取りを申し込んでからは、あっという間に値段をつけてもらい、満足する形で買ってもらえたと思っています。
石川県の着物の特色
・加賀友禅(金沢市)
加賀友禅は美しい着物として知られています。
きらびやかさや豪華さはないのですが、はっとした美しさがあり、着た人の心のときめきを感じさせてくれます。
落ち着いていて古風で、加賀友禅を着られる年齢層は幅広いのです。
流行があるわけではなく、飽きも来ないため、長く使うことができる着物です。
上手に保管をしておけば、子孫にも引き継ぐことができます。
下絵、糸目、彩色、蒸し、地染めなどの工程がありますが、すべて手作業で行われており、加賀友禅では一人の作家がそれを担っています。そのため、作家によって出来栄えや完成が異なります。仕上がりが一人ひとり異なるのが魅力のひとつでもあります。
・牛首紬(白山市白峰)
牛首紬は、大島紬、結城紬と続いて日本三大紬のひとつです。白山市白峰で作られています。
売り物にならないクズ繭をつかって、自分たちように織ったのがその発祥です。
もともとは先染めの紬だったのですが、昭和になると京友禅の染紬として売り出されるようになりました。
昭和63年(1988年)には、石川県の無形文化財に指定されました。芸能人なども舞台衣装で着たりすることがあり、ますます人気となりました。
幻の紬とも呼ばれます。
参考:牛首紬の買取り
・能登上布(羽咋市)
能登上布は、昔は男物だけでした。昭和に入って紡績されたラミー糸を使ったことで、さらに丈夫で細やかな模様が生まれるようになりました。
十文字の絣を140個ほど降りだして絣合わせを行う技術はとても正確で、比類なき存在です。品質は堅ろうで、能登上布は一生ものと言われるほど優れており、緻密さゆえに近代化できず、すべて手作業で行われているのが、能登上布です。
石川県で着物を着て行ってみたいイベント
・兼六園無料開園 & 金沢城・兼六園観桜期ライトアップ
石川県金沢市にある金沢城・兼六園は、4月上旬から4月下旬にかけて、ヒガンザクラ・ソメイヨシノ・ヤマザクラなど40種類近くの桜が次々に咲き乱れます。
兼六園では日没から21:30まで桜がライトアップされ毎年39万人近くの人で賑わっています。
日本三名園と呼ばれるだけあって、スケールも大きくお花見の時期は入場無料となっているので足を運ぶ人も多いでしょう。
また、兼六園と並ぶ金沢城でも桜だけでなく歴史や文化にふれることができるシンボルがあるので着物で観光するのにピッタリの場所です。
・金沢城きもの園遊会
NPO法人日本きもの文化振興会主催のイベントで、県内外約600人が着物を着て金沢城公園などを歩き茶席や写真撮影などを行う本格的な着物イベントです。
園内では、人力車が走ったり金沢和傘をさして散策し和文化を満喫することができます。
老若男女問わない、「和の輪」をテーマとした着物の祭典で貴重な体験をしてみませんか。
・白米千枚田 あぜのきらめき
輪島市白米町にある白米千枚田では、毎年10月中旬から翌年3月中旬にかけて大規模なイルミネーションの演出が行われています。
棚田のあぜに21.000個のLED照明を設置し、日没後点灯されるイルミネーションはとても幻想的です。
期間中のクリスマスやバレンタインは特別イベントが開催されるので、その日をめがけて着物で参加してみるのもよいでしょう。
石川県の主要都市の紹介
・金沢市
金沢城や三名庭園の兼六園など歴史ある街並みが広がり、今もなお伝統文化が受け継がれています。
工芸産業が盛んで金箔の生産地として全国的にも有名です。
北陸新幹線開業により首都圏からのアクセスも増えてきています。
・白山市
平成17年2月1日に松任市・美川市、鶴来市・河内市・吉野谷村・鳥越村・尾口村・白峰村と新設合併したことで誕生した市です。
市全域が白山手取川ジオパークとされ、自然や文化溢れる場所とされています。
・小松市
小松市には国際空港として有名な小松空港がある市です。
自然豊かで美しい景観に囲まれながらも、国際都市として世界各国とのグローバルな交流をはかっています。
・加賀市
福井県と隣接する市で、海や山など自然に囲まれ久谷焼など有名な伝統工芸品が作られる街です。
温泉のみならず、食べ物・歴史・自然など魅力的なスポットが多いため観光客として訪れる人も多いでしょう。
・七尾市
海や山々の大自然に囲まれていますが、都会的な利便性もありほど良いバランスが保たれています。
市内中心部を離れると、世界農業遺産である能登の里山里海を眺めることができます。
季節ごとに違う海の幸・山の幸を味わうことができ、子どもから高齢者に優しい街づくりに力を入れています。